こんにちは、和泉おらんかです。
仕事をやめたら、
平日に子供と一緒に過ごせる時間が増えて、
博物館などアカデミックな場所にいって、
「勉強」という意識ではなく、
自然に知識を増やせるかな、なんて思っていました。
しかし、いざ仕事を辞めてみると
学校やら習い事で子供が家にいないことを知りました。
正確に言えば、知らなかったのではないですね。
自分が仕事している時に
子供が何をしているのか、
スケジュール帳では把握してはいたのですが、実感していませんでした。
自分の心の中で子供が保育園のときの感覚がぬけていなくて
自分が平日に家にいさえすれば
子供をどこにでも連れていけるっていう感覚がありました。
私が子供と一緒にいたいと思っても、
子供は気軽に不在にできない世界で生活しているのだなぁと思いました。
同時に、
「残りの人生で子供と一緒に過ごせる時間は実に短いこと」に気づきました。
そこで作戦変更です。
「平日の学校終わりに、科学館や美術館や歴史のゆかりの地をめぐること」を想定していたのですが、まとまった時間がとれないことがわかり
「隙間時間を使ってアカデミックに過ごすこと」に変更しました。
ここ数ヶ月のトライアンドエラーの軌跡をここに記します。
1)早朝に一緒に犬の散歩をしながらアカデミックな話をする。【失敗】
世の中のイケてる人々がこぞって朝活してるので、
私も娘と一緒に朝活したら、
一緒に過ごせる+頭も心もいい感じに整うんじゃね?と思い挑戦。
→ 初日から親子共に起きれなくて失敗。心折れる。
2)お風呂でアカデミックなことを語り合う【失敗】
→私が長湯できなくて失敗。
3)交換日記でアカデミックなことを語らう【失敗】
→2往復目で自然消滅。
↓こういう親子になりたかった。
一体交換日記を続けられる親子って全親子の何%いるのだろうか。
4)習い事の送迎の時間を増やす【失敗】
→以下2点実行しました。
①今までオンラインで受講していた習い事を通いに変更して
その送迎でアカデミックな話を語らう。
②娘がやりたかったけど、私の仕事の都合で送迎ができず諦めていた遠方の習い事に通い始め、その送迎中にアカデミックな話を語らう。
語らいの時間は増えましたが、アカデミックな話はできていません。
学校や習い事どうだった?!みたいな話しかしていない。
そりゃ習い事の帰りだからその話題になります。
晩御飯食べてる時と同じ話題やん。
ただ、当初の目的とは違いますが、私個人としては大きな気づきがありました。
在職中は習い事の送迎時間は
自分の中で削減対象の時間だったので、
この時間を有効活用できた体験は、
「無駄だと思っていることも実は大切なものがある」と自分の考え方を変えることになりました。
5)カラオケに行く【失敗】
タイトルからしてなんでやねん、となりますね。
娘がカラオケが好きなので、
カラオケで楽しみながらアカデミックな話をぶっこもうと思いました。
しかし、いつ、どうやってぶっこむかを具体的に計画していなかったので、
ただのカラオケ大会になってしまいました。(あたりめーだ)
子供が春休みで、世の中が平日というときに実行しました。
2時間、3人、ドリンクバー付き 700円という安さ。
ただ私が平日のカラオケのコスパヤベェなと感動しただけの出来事でした。
ちなみに今時の小学生はadoさんとボカロPの歌ばかり歌いよる。
私はちなみに「グッバイ宣言」が大好きです。
6)日常生活の中の会話にアカデミックな内容ぶっこむ。【たぶん成功】
とりくみ始めは、私が簡単な算数しかできないので、
ママの脂肪率が25%だから、脂肪が◯キロだね、
コストコで買う豚肉の○こ分だね、とかしょうもない話しかできませんでした。
日常会話でぶっこみやすそうな「社会」の知識が私には壊滅的にないので、
私が読売KODOMO新聞やニュースでカンニングして会話におりまぜています。
「最近、ポテチの中身が減ったな。 これをシュリンクインフレーションっていうんだぜ(ドヤ)」
「へぇ〜!!!シュリンプインフレーションっていうんだ」
「シュ・・・シュリンプはエビだ!シュリンクは縮小という意味だ。」
こんな会話ですが、
教科書で
「シュリンクインフレーション・・食品や日用品などを、価格はそのままで、内容量を減らして販売すること」
・・・と文章をみて暗記するよりは頭に入ったのではないでしょうか。
こういった活動を積み重ねていきたいと思います。
私の社会できないコンプレックスも治るといいなぁ。
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結局美術館とか科学館は?という話なのですが
それは結局土日にたま〜に、いってます。
じゃぁ仕事やめなくてもよかったじゃんという話なのですが、
その土日の計画をゆっくり平日に立てられることと、
土日ぐったりしないで計画を実行できる、
ということが私にとって無理がないことに気づきました。
平日朝から晩まで仕事して土日の段取りも立てられる体力と精神力が自分にはある!と、かつての自分は、自分自身を過信していたんだなぁと思います。
それでは、また。